世間の狭さと神様のいたずら

今までで一番気まずかったことですが、高校生の時にとても仲の良い友達がいました。その友達とはお互いに彼女がいないという共通点から話すようになり、すぐに意気投合しました。彼女がどちらか先にできたら教えあうという約束もしていましたが、どちらも彼女ができずにあっという間に1年が経ちました。しかし仲良くしていた女の子友達がいまして、私はとても好意を持っていましたので、思い切ってアタックするとなんと付き合うことができました。その時はとてもうれしい気持ちと後から仲の良い友達のことを思い出しました。私もすぐに報告すればよかったのですが、浮かれていたこともあり、その友達に内緒にしてしまったのです。そうしているうちに夏休みになりました。私に彼女ができる前から男同士で旅行に行こうという話をしており、計画は特にない男旅を楽しむ予定でした。夏休み前にもその旅行の日程だけ決まっているだけでしたが、私はもちろん、男友達は楽しみにしていました。しかしまさかその同じ日に彼女に花火デートに誘われてしまいました。私は初めての彼女であったこともあり、友達との旅行より彼女とのデートを優先させました。理由は高熱で外に出られないというつもりでした。旅行の前日にその理由を言い、残念そうにしながら友達は体に気を付けてと言ってくれました。私は琵琶湖の花火大会に行くために滋賀県に彼女と向かい、とても楽しい気持ちでいた電車を待つホームでの出来事でした。まさかの友達が同じホームにいました。後で聞くと一人旅行をしたらしいのですが、まさか同じ方面、同じ時間の電車に乗るとは夢にも思わなかったです。運よく顔を合わせることなく難を逃れましたが、後にも先にもその空間にとてつもない気まずさを感じたのはありませんでした。じつはその友人と今秋葉原の処方箋薬局でハチあわせて、その時の昔話に花をさかせてました。